一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

少しでも心のモヤモヤが晴れて、心が優しく、強く感じられるように。

批判と非難、誹謗中傷の違い

0.はじめに

このブログでは、

ネットでの一方的な批判、非難・誹謗中傷についての

原因、心の流れ、また防止策などを、

様々な書籍、引用から読み解いていますが、

前提となる、

「批判」「非難」「誹謗中傷」

の違いは何か、

どこに問題があるのか、

を一種の前提条件としての定義の意味合いも含めて、

確認してみたいと思います。

 

今回の目次です。

 

1.紹介する記事

日本語学者からの言葉の違い

弁護士からの法的な定義

の2つで比較をしてみたいと思います。

www.huffingtonpost.jp

best-legal.jp


2.内容まとめ・言葉の定義

ポイントは、

「発言・行為・仕事」なのか、「人」なのか、「根拠があるか」

になります。

 

・批判:行為、発言の真偽を批評したり、判定すること

    人間性とは区別して、言動、仕事の正すべきところを論ずること

・非難:人の欠点や過失を取り上げて責める

・誹謗中傷:根拠のない悪口で人を傷つける

プライバシーの侵害、脅しも誹謗中傷に含まれます。

 

また、言われた側に

・反論の余地があること

・言われたことに対して改善の余地があること

も批判と誹謗中傷の違いになります。

例えば、容姿などに関する事柄などは、改善することではなく、

誹謗中傷となることがわかると思います。

もちろん、性別、人種、国籍なども対象になります。

 

例えば、政治の議論において、

政策、発言の矛盾や問題などを指摘するのは批判、

人格攻撃をはじめてしまうと誹謗中傷になります。

 

3.適切な批判は必要

以前の記事「ヤフコメ、ツイッター差別意識は、ヤフー内、マスコミでも、

問題視されている」の中にもあるように、

ネット記事への批判そのものがもちろん悪いわけではありません。

hanasakutarou.hatenablog.com

感想や、適切な批判や議論の為の掲示板なので、

何でもかんでも削除すいればいいという訳でもありません。

誰かにとって、都合が悪い、本来は適切な批判なども、

削除されてしまう懸念などもあるからです。

 

ただ、批判も、議論を受け付けない、

一方的な批判や、非難的な意味合いのものなど、

定量的に測れない難しさも伴います。

ただ、言葉は受け取った側の受け取り方が優先されますので、

適切ではなかった時に、素直に意見を取り下げる必要もあります。

 

SNSやネット掲示板は、

色々な人の意見が、スピーディーに見ることができるようになった、

とても便利な道具ですが、

言葉の定義を考えながら使う必要がある、

高度な道具であることも、よく理解して、

使う必要があります。

直接、稼働する機械ではありませんが、

自動車などと同様、使い方を誤ると危険なのは、同様ですね。

 

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