「無理ゲー社会」著者による、皇室問題へのヘイトコメント批判【無理ゲー社会】
0.はじめに
この記事を書いているのは2021年10月初旬ごろになりますが、
ネットでは、皇室の方の結婚問題で沸いています。
多くは、結婚相手の方の母親の金銭問題が解決できて無い為、
皇族の方との結婚が適切ではない、との問題からの結婚反対に
端を発したコメントで、エスカレートが続いていて、
批判からヘイトスピーチに変わってきています。
今回は、ベストセラーの「無理ゲー社会」の書籍紹介ですが、
今回の問題への行き過ぎたネットでのコメントに、
ツイートしています。
皇族結婚問題の本質は、東京五輪のキャンセルカルチャーと同じで、「公にかかわる(自分より幸福そうな)者にはどれほど罵詈雑言を浴びせても構わない(それが正義だ)」ということでは。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2021年10月2日
「眞子さま、小室圭さん結婚へ 「妬み」を吐き出すあさましい人たち」 ネットの批判は行き過ぎではないかとの指摘に対して1万件を超える反論のコメント。この常軌を逸した事態を生み出したのは誰なのか?https://t.co/26JCd6jYgP
— 橘 玲 (@ak_tch) 2021年10月2日
「追伸」を読むと、どういうひとたちがヘイトコメントを投稿しているのかわかります。https://t.co/pRnY2sAFXt
— 橘 玲 (@ak_tch) 2021年10月2日
対象となった記事は、下記の記事です。
ヤフーは記事が消えるのも速いので、発信元のサイトにリンクしています。
ツイッター内での、「公にかかわる」と思わせるコメントは、
皇室問題に対する、SNSのコメント内に、
「税金を使って」などの記述がよく見られることが裏付けにできます。
税金の使い方については、税金からお給料をもらう人には、
納税者は何を言っても構わないという解釈から、
ヘイトコメントを書いている人が、これは誹謗中傷ではなく、
正義のコメントだ、と考えるポイントだと思われます。
正義のつもりのコメントが炎上を生んだり、
過激になっていくことについては、
これまでにも、正義のエスカレートについての記事で、
ネットで感情が増幅されてしまう現象について紹介しています。
(記事末の関連記事、「正義のエスカレート」)
いずれ、この問題についても、書籍で論じられるかもしれませんね。
今回の目次です。
1.紹介する本
「無理ゲー社会」(小学館新書)
著者:橘 玲さん
- 価格: 570 円
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2.内容まとめ
3.感想とまとめ
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