一方的な批判・非難ばかりのSNS、いじめについて考える読書ブログ

少しでも心のモヤモヤが晴れて、心が優しく、強く感じられるように。

読書のきっかけとなる本、ネットと読書を併用するメリット【読書で賢く生きる】

0.はじめに

ネットには、様々な情報が流れていて、

ネットを活用することで、あらゆる事を知ることができるような

錯覚を持ってしまいます。

ただ、ネットの情報は、個々の情報においては、

情報量が多かったり、深く掘り下げた情報が多いわけではなく、

率直に書くと、薄っぺらい情報が氾濫している、

個人的な見解や、根拠がない情報(文責のない)も多く、

まさに玉石混合というという状況です。

 

そんな中でですが、「ネット時代にこそ読書をおすすめ」

「でも、内容の薄い本にはだまされるな」

と、結構小気味のいい本があって、

大変参考になりました。

 

読書を通して物事をより深く知ることで、

他の情報に流されにくい、丈夫な根が張れたような気分になれます。

さらに読書を重ねることで、

ネット情報の中での情報の取捨選択もしやすくなりました。

基本、好きな本を読めばいいのですし、

そんなことは、誰に言われる筋合いはないのですが、

読書を楽しみ、そんな中でも、有意義な教養が身に付く、

読書の為の本です。

本だからと言って、紙を勧めるというスタンスなどではなく、

電子書籍などの便利な新しい媒体の書籍も多くある中で、

効率良く、良書を選ぶための道しるべ的な本だと思います。

 

今回の目次です。

 

1.紹介する本

「読書で賢く生きる ビジネススキル探しを超えて」(ベスト新書)

著者:中田淳一郎さん、漆原直行さん、山本一郎さん

御三方とも、いわゆるライターさんです。それぞれに著書も多数ですが、

メディアやネットでのビジネスに関する著書がうかがえます。

 

書くこと、読むことにたずさわっている方からの

かなり踏み込んだ率直なアドバイス、という本です。

 

2.内容まとめ

・ネット時代こそ、読書で差がつけられる

・「ビジネス書」ビジネスに騙されずに、ビジネス書を選ぶ

・読書の活用法と、錯覚しない方がいいこと

などが、パートごとにそれぞれの著者の見解や、

対話形式で意見を交換したり、という形式で書かれています。

 

いわゆる本屋のビジネス書コーナーにたくさん並んでいる

ビジネス本を斬り捨てていきます。

「ビジネス書ぶった斬りナイト」というトークイベントの書き起こしが

記されていて、タイトル通り、かなり痛快に、

ビジネス書やその作者(具体的な人ではなく

人間像やキャッチフレーズですが)を批判していきます。

また、プロになるような人の読書体験などを知ることができるのも、

参考になる点です。

 

普段、書籍や広報などに関わり、

斬って捨てるほどの読書量と、自らも書いている、

著者たちだからこそのプロの視点は、大変参考になります。

あまり、自分たちや自分の著書を売り込むようなスタンスもなく、

率直な座談会のような清々しさの読んでいて楽しいです。

 

3.感想とまとめ

このブログでも、ネットについての記事なのに、

本の紹介が多いのは、この本を読んで、ネットの情報を

右から左に流すのではなく、腰を据えて、読書を通して考えることで、

丁寧に考えられるようにしよう、というスタンスになりました。

 

仕事でも、他の人よりも情報に踏み込むことができて、

理解が深まていることが多く、ネットサーフィン情報のコピペよりは、

絶対に説得力が高まりますし、以外とかかる時間は変わりません。

情報探しで、ネットに時間をかけていることが多かったことにも気づきました。

 

電車でも、情報の飢えが減るので、スマホに触る時間が減りましたが、

逆に心が充実しやすくなりました。

そのきっかけになった本の一つなので、是非、興味がありましたらどうぞ。

安易なノウハウ本よりは、間違いなく有益です。

 

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